■講演抄録
女子学生のほとんどが、福井大学教育学部に進学し教員になっていくのが主流の考え方であったかつての藤島高校にあって、常に400番あたりを低迷していた劣等性のくせに皆と同じは絶対に嫌だと考え、(何故か希望だけは大きい負けず嫌い)将来なんと「司法試験」に合格し弁護士か、検察官になるつもりで、東京の私立大学「中央大学法学部法律学科」に進学していった私。
同期の女子学生の中ではただ一人の法学部進学の学生でした。卒業する時に担任に言った言葉が次の言葉。「司法試験に合格したら、先生のところへ挨拶に来ます」それからはや20年が経過したある日私は作りたての名刺を持って、担任の先生のところへやっと挨拶に行けました。
19歳だった私はなんと39歳。名刺の肩書きは残念ながら弁護士「北川登貴美」ではなく不動産鑑定士「北川登貴美」でしたが。その20年の間にあった私の悩みや苦しみ、結婚そして今の仕事内容についてお話したいと思います。
(文系の国家資格試験を目指す方。弁護士や公認会計士等のいわゆる士業につきたい方に聞いてもらいたいです。)
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