◆◆ ようこそ先輩 ◆◆
日時:平成17年5月27日(金)  場所:藤島高等学校

林 泰成  (5組  新潟県在住)

勤務先:上越教育大学助教授 生徒指導総合講座
 
演 題:「カウンセリングと道徳教育
〜元不登校高校生が語る「心の教育」〜」

■講演抄録

私は現在、上越教育大学で「道徳教育」を教えながら、学校カウンセラーとしての仕事もしています。私がこうした仕事を選んだ理由のひとつは、高校時代の不登校体験にあります。その経緯をお話ししながら、現在の私の研究テーマである「心の教育」の2つの核ともいうべき、カウンセリングと道徳教育のかかわりについて、皆さんといっしょに考えてみたいと思います。一方的な話だけではつまらないと思いますので、カウンセリングの基本である傾聴訓練を実際にやってみます。また、道徳性発達検査を実施し、皆さんの道徳性を計ってみましょう(回収はしませんので他にもれることはありません)。そして、その問題点などについて皆さんと議論したいと思います。将来、小中学校や高等学校の教員になりたいと思っている方、またカウンセラーとして活動したいと思っている方は、ぜひご参加ください。

■講演感想

仕事の関係上、高校生を対象に話をする機会もあるのですが、今回はとても緊張しました。それは自分が不登校に陥った藤島高校での話だったからです。
たくさんのことを盛り込みすぎて、予定の半分も取り上げられなかったのが残念です。
また機会があれば今度はもう少し絞り込んで話したいと思いますが、もうそんな機会はないですよね…・。生徒さんには質問も出していただいて助かりました。


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